保育士になるためのおすすめ情報が満載!

MENU
HOME / 保育士試験とは

保育士試験とは保育士試験とは

公開日:2025年01月01日 | 更新日:2025年07月09日カテゴリー:保育士試験とは

保育士になるには?まず知っておきたい試験のしくみ

保育士試験は、国家資格である保育士資格を取得するための試験です。保育士は専門知識や技術をもちいて、子どもに対する保育をおこないます。保育士を養成する学校を卒業していない場合でも、保育士試験に合格すれば資格を取得することが可能です。

筆記と実技の2ステップ!試験の流れをチェック

●保育士試験は、筆記試験9科目と実技試験2分野(3分野のうち2分野を選ぶ選択制)で構成されています。保育士試験に申し込む受験申請の時点で、実技試験の分野を決めます。「保育実習」の科目については、筆記と実技の両方の試験がおこなわれます。
●筆記試験はマークシート方式で、100点満点中60点以上の得点で合格です。ただし、教育原理及び社会的養護はそれぞれ50点満点とされ、30点以上の得点で合格となります。筆記試験の全科目に合格できないと、実技試験には進めません。
●筆記試験で合格した科目は、合格した年を含めて3年間有効なので、全科目に合格できなかった場合は、期限内に不合格科目のみを再受験することになります。

どんな問題が出るの?出題科目と内容のポイント

保育士試験は、筆記試験と実技試験で行われます。 筆記試験の問題は『保育原理や子どもの保健・食と栄養、保育実習理論など9科目』から160問、実技試験の問題は『音楽表現に関する技術、造形表現に関する技術、言語表現に関する技術のうちから2分野を選択』し、実施されます。

合格までの道のりは?合格率と学習のコツ

保育士試験の合格率を見ていきます。保育士試験の過去5年間の合格率を見ると、2018年は19.7%で最低となっており、2022年は29.9%と最高になっています(こども家庭庁の資料を参考)。
およそ20~30%程度の合格率となっています。

★学習のコツ★
●参考書や資料を読み、各分野の学びを深める
●ある程度知識を覚えられたら過去問を解く
●苦手分野や、間違えやすい問題がある場合は、重点的に復習する
●過去問で高得点が取れるようになったら、web公開されている模擬試験に挑戦する
●最後の仕上げとして総復習と、筆記試験に受かった場合に備えた実技試験の対策をする

独学でも合格できる?勉強スタイル別の特徴とは

独学で保育士試験に合格するためには、一般的に100~150時間程度の勉強時間が必要とされています。平日は1日1~1.5時間、週末は1日3時間と、まずは1日単位で勉強時間を決めます。ライフスタイルに合わせて、無理のない勉強時間を算出することが大切です。勉強時間をざっと算出したら、全体の期間を決めましょう。期間を短くし過ぎると、勉強時間を過密にとらなくてはならなくなり、タイトなスケジュールになってしまいます。逆に勉強期間を長く取り過ぎると、モチベーションの維持が難しくなります。一発で合格を目指すのであれば、短くて3~4ヶ月、長くても5~6ヶ月程度を目安に勉強期間を設定ことをおすすめします。

資格取得後の働き方って?保育士としての活躍の場

保育士として活躍するために、働く園の職場環境は非常に大切な要素のひとつと言えそうです。「よくわからないけど内定がもらえたから」という理由で決めるのではなく、「どんな保育をしているか」「働きやすい職場環境が整っているか」「労働基準法を順守しているか」などをしっかり確認して不安を解決してから、就職先を決めるようにしましょう。

試験はいつ?受験のスケジュールと申し込み方法

2025年度前期試験日程
●筆記試験日時:2025年4月19日(土)・20日(日)
●実技試験日:2025年6月29日(日)

2025年度後期試験日程
●筆記試験日時:2025年10月18日(土)・19日(日)
●実技試験日:2025年12月7日(日)

筆記試験は2日にわたって行われ、1日目は4科目、2日目は5科目の試験が実施されます。
教育原理と社会的養護の2科目は試験時間が各30分、その他の科目は1科目あたり60分です(2024年現在)。

保育士試験の申し込みは、オンラインと郵送の2つの方法があります。
オンライン申請: 申請書を請求する必要がなく、手続きが簡単で、切手代も不要です。 クレジットカードやコンビニ決済が利用でき、マイページで申請状況や受験票発送状況を確認できます。5~10分程度で手続きが完了するメリットもあります。
郵送申請: 受験申請書(手引き)を請求し、必要書類を揃えて郵送する必要があります。 返信用封筒と切手、受験手数料の振込証明書などを同封する必要があります。 申請書に不備があると問い合わせが来る場合があるので注意が必要です。

新着記事一覧