スクールQ&A独学でも保育士資格は取れる?
独学での合格は可能?まず知っておきたい試験の仕組み
保育士試験は筆記試験と実技試験の2つで構成されています。
筆記試験は保育原理や社会的養護などの9科目から問題が出され、各科目100点満点で60点以上正解で合格となります。(一度に全科目を合格しなくとも3年間は合格科目が有効)
実技試験は音楽表現、造形表現、言語表現の3分野から2つ選ぶことができます。
独学でも取得可能な試験となります。
独学合格者はどれくらい?リアルなデータと体験談
保育士試験の合格率自体が20~30%前後であり、独学合格者は20%以下と言えます。
そのため厳しい門ではありますが、1発合格する人も6~10%程はいるとされています。
独学のメリット・デメリットを徹底比較!
【メリット】
●学校に行くより費用が安い
●自分のタイミングで勉強が出来る
●子育ての経験があれば試験が少し楽になる
【デメリット】
●合格率が低い
●やる気を保つのが難しい
●最終学歴が高等学校卒業もしくは中学校卒業であれば児童福祉施設での勤務が必要となる。
効率よく学ぶコツは?おすすめの勉強スケジュールと教材
まず保育士試験に合格するには一般的に早くて3ヶ月、基本は半年ほどの勉強時間が必要とされています。
仕事をしつつ、勉強時間の確保となると少し難しいようにも感じますね。
そのためルーティン化させるのが最も勉強スケジュールが崩れなくて良いと思われます。
子供の寝かしつけが終わる9時から毎日30分!
など決めて、続けられる時間で継続することを優先に頑張りましょう。
【おすすめの教材】
本であれば…
●出版が最新のもので傾向をチェック!
●資料集があるとより◎
●解説が詳しく分かりやすいものを!
●イラストや表が用いられているもので覚えやすく!
実際に開いてみてどれが自分にとって分かりやすいか比べてみるのも◎
↓以下もおすすめ
●『福祉教科書 保育士 完全合格 テキスト2025年度 上』
翔泳社 / 汐見稔幸監修 / 保育士試験対策委員会
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●『福祉教科書 保育士 完全合格 テキスト2025年度 下』
翔泳社 / 汐見稔幸監修 /保育士試験対策委員会
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10万人の受験者に選ばれたとされる保育士試験のための教科書。詳しい解説を頭に入れたあとは一問一答で試験対策!
不安なときはどうする?独学でも使えるサポート活用法
いざ試験勉強をやると学校とは違い1人だけの勉強にやる気が無くなったり、合格できるだろうかと不安を感じることも少なくないはず…。
やる気を保つためにも様々なサポートを利用していきましょう!
学習コミュニティで関わりを持つことも大事!SNSで同志を見つけたり、図書館などで勉強することで気分転換!
また不安が大きいのであれば通信講座や保育士試験のサポート校などに入り、疑問が生じたら質問する場合もあるそう。